FLOWER

一緒に新年を迎えたい 「和のリースの作り方」

いよいよ2017年も残すところ数日。

どんな一年でしたか?

 

転職や結婚、出産、心が踊るような出会いや大切な人との別れ…

 

自分の中で転機となる出来事や、暦上の区切りを感じる時に

昔教科書で何度も音読をした詩をふと思い出します。

 

 

 

「峠に立つ時 過ぎきし道は懐かしく、開くる道は楽しい」

ー 真壁仁 峠 より引用ー

 

 

 

開けくるみちはきっと「楽しい」

いや、楽しいものでありますように。

 

 

 

お正月飾りや色々な意味やいわれがありますが

(地域により慣習が違うなど、意味を知るととても面白いのでぜひ調べてみてくださいね!)

今回は楽しい新年を一緒に迎えたくなる

和の花材でつくるリースの作り方をお届けいたします。

 

 

 

一緒に新年を迎えたい「和のリース」の作り方

 

 

用意するもの

・南天

・椿

・山帰来

・根つき松

 

・ワイヤー

・ワイヤカッター

 

この時期のお花屋さんには、新年に向けた和の花材がたくさん。

お好きなものを選んでくださいね!

 

 

 

まあるくなれば、なんでもリース

 

そう、今回は作り方と言っても、用意した花材をくるくると丸めていくだけ。

 

「リース」や「お正月飾り」というと、なんだかルールがたくさんあって大変そう。とか

時間がかかりそう。なんて思う方もいるかもしれません。

 

個人的には「まあるくなれば、なんでもリース」だと思っています。

 

気負いせず、植物の形を観察して植物と対話をしながら

(必ず、左右どちらか回しやすい方向があります)

くるくる丸めていってくださいね。

 

鮮やかな赤が「おめでたい」気分を盛り上げてくれる山帰来や南天。

はじめに1周した土台に絡めていくと立体感が出ます。

 

 

 

 

南天は葉っぱの部分で土台を作った後に、実の部分を添えました。

 

 

 

 

 

 

 

くるっとした姿が愛らしい、椿や松。

 

普段、丸まっている姿を想像できない植物も、

くるっと丸めるとまた違った可愛らしさが出てきます。

 

椿の花が良いポイントに来るようにくるっと。

枝がしなる方向に曲げていくのがポイント。

 

 

 

 

「木」に「春」と書いて椿。

早春に花を咲かせ、春の訪れを知らせてくれる新年にぴったりのお花です。

 

 

 

根つきが可愛い松は、しなる方向にゆっくりとしならせていきます。

 

 

 

 

 

 

今回は奈良の老舗「平宗」の柿の葉ずしを。

くるっとしたリースは、テーブルに飾るのにもぴったりです。

 

 

奈良県吉野上市で材木市として多くの商人が訪れていた当時の上市で、

吉野の家庭料理としてお客さまに振舞っていたのが「柿の葉ずし」のはじまりだそう。

 

柿の葉っぱの力を借りたお寿司。

新年のお客さまへの振る舞いにも良いですよね。

 

 

 

 

今回は箸置きがわりにゼンマイを添えてみました。

 

 

 

 

今やSNSでは、フォトジェニックな写真がたくさんで

花びらが散っていたり、突然ユーカリの葉が構図にインしてきたり、

わたしはたまにびっくりしてしまいますが…。

植物が食卓にあると一気に華やぐことは確か。

 

 

 

今年も1年間ありがとうございました!

来年も植物の力を感じられる一年になりますように。

良いお年をお迎えください。