FLOWER

言葉にできない思いは、 「季節を束ねて贈る」

お盆が過ぎ、少しずつ季節が秋へと移り変わってきましたね。

 

街中のショーウィンドウは、こっくりした秋色の洋服が並び、

最近読んだファッション誌では早くも、秋色メイクのhow toが。

(某大型衣料品店は、もうダウンが販売されていました…!)

 

少しだけ季節を先取りする花屋さんにも、少しずつ秋の気配がしてきました。

ワレモコウに秋明菊、アマランサスにソルゴや粟。

こっくりした秋色の草花と、青々とした夏の枝物やビタミンカラーの花が

同時に楽しめるのがこの季節。

 

日本には四季をさらに細かく表現した、

二十四節気や七十二候などの季節を表す方式もありますね。

 

季節を感じて暮らしたいなんて言いつつ、

「夏だね、もう秋だよ、寒い、暑い…」

自分の語彙力の無さに、反省の日々です。

 

 

 

月を見ても、山を見ても、道端の草木を見ても、

自分の思いと季節を重ねて、溢れる思いを伝えた歌人のようにはなれませんが、

夏と秋の間、「もうすぐ秋」の花屋さんに並ぶお花はわかるようになりました。

 

言葉にできない思いは、「季節を束ねて贈る」

そんな贈り物も素敵ですね。

 

今回は贈り物にしたい「スワッグ」と呼ばれる壁飾りの作り方をご紹介します。

 

 

 

季節を束ねておくる スワッグの作り方

 

 

用意するもの

・お花用のハサミ

・好きな草花

・ワイヤー

・麻紐

 

今回使用するお花

・ユーカリ

・ソルゴ

・蓮

・黒ホオズキ

・アマランサス

・ワレモコウ

・雲竜柳

 

 

 

 

まずはがさっと、ベースになるグリーンを束ねます。

花束とは違うので思い切ってがさっと。

過去の記事で紹介した「小さな花束の束ね方」とは異なり、スパイラルに組んでいなくても大丈夫。

 

 

 

 

他のお花も同様に。

 

ついつい後ろを長く、手前を短く重ねてしまいがちですが、

後ろを少し短く、長さはランダムに入れてくのがポイントです。

 

 

 

今回は柳の枝をポイントに。

枝物が入ると動きが出るのでオススメです。

流木やエアプランツを入れても◎

 

持ち上げて全体のバランスを調整します。

 

 

 

 

なんだかしっくりこない…

そんな時は、草花にとって心地よくない位置であるということ。

一度、束ねている方の手元を緩めて(真剣になるとぎゅっと力が入りがちです)

わさわさと軽く振ってみてください。

 

不自然な方に向いていた枝や葉の収まりが良くなりますよ。

 

 

 

 

全体のバランスが整ったら、茎を適当な長さにカットして輪ゴムで束ねます。

草花はドライになっていく過程で、線が細くなっていくので、きつめに束ねてくださいね。

 

 

 

 

 

壁にかけるための下準備

 

ワイヤーを半分に折り、輪っかを作るようにねじります。

 

 

輪ゴムの下にワイヤーを差し込み、ずれないように外側に一周回し、ねじってとめます。

 

 

 

輪ゴムが見えないよう、上から麻紐を捲いたら完成。

 

 

 

 

 

季節を束ねておくる―アレンジ編―

 

 

先ほど作ったスワッグに、ソフトグレーのチュールを巻いてみました。

贈る相手の好みや雰囲気に合わせて、チュールやリボンを巻いても◎

 

 

ついつい作るのに熱中すると、視点が狭くなりがちですが、

飾る場所をイメージしながら、少し離れたり、上から見たり、下から見たり…。

全体のバランス見ながら調整してくださいね。

 

 

 

この時期に贈りたい 米麹甘酒「大和美人」

 

 

夏の終わりと、少しの秋の気配。

そんな時期に贈りたいのが米麹甘酒「大和美人」。

 

飲む点滴といわれる甘酒は、季節の変わり目で体調不良になりがちな時期にもぴったり。

手土産にもぴったりな飲みきりサイズです。

 

 

 

 

源氏物語にあるような、情熱的な恋歌でなくても、

「私は奈良で元気に暮らしているよ」「少しだけ秋の気配がしてきました」

そんな何気ない報告を贈り物にのせてみるのも良いかもしれません。

 

季節に合わせて「誰かに贈りたくなるもの」を自分の町で見つけたいですね。

(きっと贈り物上手になれるはず)

 

 

 

季節を束ねて贈り物を用意して。

素敵な「ならぐらし」を。